2017年02月28日
インターンシップ生heajung jangさんへインタビュー!
名古屋大学大学院メディアプロフェッショナルコースに在学中の
ジャン・ヘジョンさんがアマミテレビにインターンシップで来てます。
明日奄美を発つとのことなので
奄美で経験したことや得られたことについてインタビューしました!
----------------------------------------
heajung jang(ジャン・ヘジョンさん)
----------------------------------------
◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇
Q 奄美を選んだ理由は?
A もともと名古屋大学のメディアコースで地域メディアに興味があって進学したんですけども、そこの授業の中でコミュニティメディア論という地域とかそういう対象向けとしてやってる大手マスコミではなく、小さな地域を対象として情報発信したりすることを専門的にやってる授業があります。その授業の一環でいろんな地域のメディアを勉強しました。その中で加藤先生の論文を読みながらする授業があって、それを聞いたらすごく面白くて、「奄美ってこういう地域なんだ~」ってことを初めて昨年の9月に知りました。それから指導教官に相談しているところ、「地域メディアを本格的に勉強するのなら奄美はどう?」ってなってそれがきっかけで奄美を選びました。
奄美は他の地域と比較すると、鹿児島県内の小さな島。ローカルの中にローカルっていうそういう関係性がすごくおもしろくて、ローカルから見る、鹿児島県向けのまなざしとかそういうのがおもしろいなーと思います。
大阪とか名古屋だとローカルの中にローカルとかっていう位置づけがないんです。
勉強する価値があると思いましたね。
Q アマミテレビ=ケーブルテレビを選んだ理由
A コミュニティFMに伺いたいと思ってたんです。でも、どうせ行くのなら映像メディアを媒体としてやった方がおもしろいのではないかなーという1つの理由と、もともと雑誌会社でライターをしたことがあって雑誌会社って紙媒体じゃないですか?紙媒体ではなく映像を使う媒体ってどんな仕組みがあるのかな~?っていうのがすごく気になったので選びました。
やってることはほぼ同じでしたが、ちょっと違うのは編集ですね。
EDIUSという編集ソフトを使ってここからここまでをカットして音楽入れて繋げて~みたいな作業が初めてだと少し難しかったです。
雑誌会社では原稿を書いたらデスク(上長)が修正してくれるんですが、何度も何度も修正を重ねて商品になります。映像は、原稿+映像もあるので両方やらないといけない。どちらも大変さは同じですけど、紙媒体は内容を取材してもっと深く深く掘り下げることが難しく、映像は原稿と映像をバランスよくやって情報をどうやって賢く発信するのかってことが必要だと感じました。
紙媒体と映像、、、やってておもしろいと思うのは・・・・・映像です^^
アマミテレビに来てよかったです!!
Q 実際来てみてどうですか?(職場の印象とか、日々の業務とか)
A 3つあります。
★1つ目【人が良い】
★2つ目【仕事をしてる空間がすごく自由】
★3つ目【人が良い+自由なのに仕事をしっかり進めている】
Q 新しい発見はありましたか?
A アマミテレビで1つ発見したのは、韓国のケーブルテレビは自社制作してる番組に力を入れるのではなく、他の事業の多角化でレンタカー事業等をやったりして総合としてインターネット事業をやってます。ケーブルテレビが自社制作してる番組はあまり無くて面白くもないし、誰も見ないです。
アマミテレビは自社制作の番組にすごく力を入れてるし、しかも面白いということを発見しました!
奄美大島全般として、島に来るまでわからなくて島に来てわかったことは、休みとか遊びに来るのは短編的なことしか見えないじゃないですか?でもちょっと長く暮らしてみたら、結構暮らしている人の中にストーリーを持っている人が多く感じました。
小さな子供もなのですが、親と離れざるを得なくなって、親は大阪とか名古屋とか東京で働いてて離れて生活をしている人が多いとか、東京とか他の地域でずっと暮らしててIターンとして島に来てる人の話しをよーく聞いてみると、何か失敗をしていたり。いろんなストーリーを持ってる人が多かったんです。生まれた時からずーーっと島にいたという人は私の周りに1人しかいなかったです(笑)
世の中60億の人口の中で60億の価値があるなーって思いましたね。
ほんとにみんな考え方とかバラバラでみんな違う。
この人とこの人は同じ部類で似てるみたいなカテゴリー分けはありますけど、そのカテゴリーの中にもまた違う・・・っていうことで本当にいろんな生き方が世の中にはあって、その生き方を自分でちゃんと選択して幸せになれる為に生きていくのは結局自分が選択することだということを感じましたね。
奄美にきてお会いする人達みんな凄かった!
小さな離島でも視野が広がりました!
Q 奄美で友だちできましたか?
A たっくさんできました!!
島に来て1週間くらいはずっと歓迎会で、残り1週間はずっと送別会でした~^^
フェイスブックで繋げようとしてて、アっという間に増えた!30名くらい♪
どんどんネットワークが広がっていくのを感じて、しかもあんまり深い会話とかコミュニケーションとか取らないんですけど、奄美の人たちから「奄美に来てくれてありがとう」って言ってくれるんですよ。
また奄美に来たいと思いますし、もしきっかけがあったら50代とか60代とかになったら島に1年くらい過ごしてみたいと思ったりもしてます。今までいろんな国を訪ねて来たんですけど、振り返ってみると奄美が一番居心地が良かったって思えますね。
Q 修士論文書けそうですか?
A そうですね~、修士論文って分量が決まってるわけではないですが、普通に100頁くらいみんな起承転結をつけて書くんですね。
頭の中グチャグチャしながらどうやって起承転結つけて、どういう風に私が目で見て、肌で感じて、心の中から触れたような全ての島の仕組みや人々との間や関係性とか、しかもこの離島と鹿児島県とか東京に向けてるまなざしとかをどうやって組み合わせて書けるのかがまだ謎なんですけど、指導教官と一緒に相談しながらしたいと思ってて、8月9月頃は論文を書いてる最中なので書きながらまた「これ何だろう?」とかの質問が出てくるはずなんです。それを解くためにまた8月頃島に来たいと思ってます。
今は体験することができたので小さな目標は達成しました!
Q 最後にひとこと
A この先何が起こるのか全然わからない状態でみんな生きてます。そうやってちょっとだけでもうまくやっていける方法を選択するのは結局自分で、自分が選んだ選択で責任を持ちながらも一つ忘れちゃいけないことは、自分の周りに居てくれてる人への感謝の気持ちを絶対に忘れずにいけば絶対に成功したって言えるかなと思います。
あと、島に来て思ったのは環境が人を変わらせるのを感じました。
環境がすごく人に対して影響を与えてるからとにかく大事!
それぞれが違うみんなの集まりだから一人ひとりを尊重すべきだと思いました。
end・・・・・
ジャンさんありがとうございました!!
インタビュー中、ニコニコしながら答えてくれたジャンさん。
ジャンさんの人生の中のたくさんの選択肢のひとつに奄美大島が選ばれ、
結果良かったと言ってもらえてうれしく思えたのと同時に、私たちも勉強させていただきました。ジャンさん!また奄美を選択してくださいね!!
#アマミテレビ
km
ジャン・ヘジョンさんがアマミテレビにインターンシップで来てます。
明日奄美を発つとのことなので
奄美で経験したことや得られたことについてインタビューしました!
----------------------------------------
heajung jang(ジャン・ヘジョンさん)
----------------------------------------
◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇-◆-◇
Q 奄美を選んだ理由は?
A もともと名古屋大学のメディアコースで地域メディアに興味があって進学したんですけども、そこの授業の中でコミュニティメディア論という地域とかそういう対象向けとしてやってる大手マスコミではなく、小さな地域を対象として情報発信したりすることを専門的にやってる授業があります。その授業の一環でいろんな地域のメディアを勉強しました。その中で加藤先生の論文を読みながらする授業があって、それを聞いたらすごく面白くて、「奄美ってこういう地域なんだ~」ってことを初めて昨年の9月に知りました。それから指導教官に相談しているところ、「地域メディアを本格的に勉強するのなら奄美はどう?」ってなってそれがきっかけで奄美を選びました。
奄美は他の地域と比較すると、鹿児島県内の小さな島。ローカルの中にローカルっていうそういう関係性がすごくおもしろくて、ローカルから見る、鹿児島県向けのまなざしとかそういうのがおもしろいなーと思います。
大阪とか名古屋だとローカルの中にローカルとかっていう位置づけがないんです。
勉強する価値があると思いましたね。
Q アマミテレビ=ケーブルテレビを選んだ理由
A コミュニティFMに伺いたいと思ってたんです。でも、どうせ行くのなら映像メディアを媒体としてやった方がおもしろいのではないかなーという1つの理由と、もともと雑誌会社でライターをしたことがあって雑誌会社って紙媒体じゃないですか?紙媒体ではなく映像を使う媒体ってどんな仕組みがあるのかな~?っていうのがすごく気になったので選びました。
やってることはほぼ同じでしたが、ちょっと違うのは編集ですね。
EDIUSという編集ソフトを使ってここからここまでをカットして音楽入れて繋げて~みたいな作業が初めてだと少し難しかったです。
雑誌会社では原稿を書いたらデスク(上長)が修正してくれるんですが、何度も何度も修正を重ねて商品になります。映像は、原稿+映像もあるので両方やらないといけない。どちらも大変さは同じですけど、紙媒体は内容を取材してもっと深く深く掘り下げることが難しく、映像は原稿と映像をバランスよくやって情報をどうやって賢く発信するのかってことが必要だと感じました。
紙媒体と映像、、、やってておもしろいと思うのは・・・・・映像です^^
アマミテレビに来てよかったです!!
Q 実際来てみてどうですか?(職場の印象とか、日々の業務とか)
A 3つあります。
★1つ目【人が良い】
★2つ目【仕事をしてる空間がすごく自由】
★3つ目【人が良い+自由なのに仕事をしっかり進めている】
Q 新しい発見はありましたか?
A アマミテレビで1つ発見したのは、韓国のケーブルテレビは自社制作してる番組に力を入れるのではなく、他の事業の多角化でレンタカー事業等をやったりして総合としてインターネット事業をやってます。ケーブルテレビが自社制作してる番組はあまり無くて面白くもないし、誰も見ないです。
アマミテレビは自社制作の番組にすごく力を入れてるし、しかも面白いということを発見しました!
奄美大島全般として、島に来るまでわからなくて島に来てわかったことは、休みとか遊びに来るのは短編的なことしか見えないじゃないですか?でもちょっと長く暮らしてみたら、結構暮らしている人の中にストーリーを持っている人が多く感じました。
小さな子供もなのですが、親と離れざるを得なくなって、親は大阪とか名古屋とか東京で働いてて離れて生活をしている人が多いとか、東京とか他の地域でずっと暮らしててIターンとして島に来てる人の話しをよーく聞いてみると、何か失敗をしていたり。いろんなストーリーを持ってる人が多かったんです。生まれた時からずーーっと島にいたという人は私の周りに1人しかいなかったです(笑)
世の中60億の人口の中で60億の価値があるなーって思いましたね。
ほんとにみんな考え方とかバラバラでみんな違う。
この人とこの人は同じ部類で似てるみたいなカテゴリー分けはありますけど、そのカテゴリーの中にもまた違う・・・っていうことで本当にいろんな生き方が世の中にはあって、その生き方を自分でちゃんと選択して幸せになれる為に生きていくのは結局自分が選択することだということを感じましたね。
奄美にきてお会いする人達みんな凄かった!
小さな離島でも視野が広がりました!
Q 奄美で友だちできましたか?
A たっくさんできました!!
島に来て1週間くらいはずっと歓迎会で、残り1週間はずっと送別会でした~^^
フェイスブックで繋げようとしてて、アっという間に増えた!30名くらい♪
どんどんネットワークが広がっていくのを感じて、しかもあんまり深い会話とかコミュニケーションとか取らないんですけど、奄美の人たちから「奄美に来てくれてありがとう」って言ってくれるんですよ。
また奄美に来たいと思いますし、もしきっかけがあったら50代とか60代とかになったら島に1年くらい過ごしてみたいと思ったりもしてます。今までいろんな国を訪ねて来たんですけど、振り返ってみると奄美が一番居心地が良かったって思えますね。
Q 修士論文書けそうですか?
A そうですね~、修士論文って分量が決まってるわけではないですが、普通に100頁くらいみんな起承転結をつけて書くんですね。
頭の中グチャグチャしながらどうやって起承転結つけて、どういう風に私が目で見て、肌で感じて、心の中から触れたような全ての島の仕組みや人々との間や関係性とか、しかもこの離島と鹿児島県とか東京に向けてるまなざしとかをどうやって組み合わせて書けるのかがまだ謎なんですけど、指導教官と一緒に相談しながらしたいと思ってて、8月9月頃は論文を書いてる最中なので書きながらまた「これ何だろう?」とかの質問が出てくるはずなんです。それを解くためにまた8月頃島に来たいと思ってます。
今は体験することができたので小さな目標は達成しました!
Q 最後にひとこと
A この先何が起こるのか全然わからない状態でみんな生きてます。そうやってちょっとだけでもうまくやっていける方法を選択するのは結局自分で、自分が選んだ選択で責任を持ちながらも一つ忘れちゃいけないことは、自分の周りに居てくれてる人への感謝の気持ちを絶対に忘れずにいけば絶対に成功したって言えるかなと思います。
あと、島に来て思ったのは環境が人を変わらせるのを感じました。
環境がすごく人に対して影響を与えてるからとにかく大事!
それぞれが違うみんなの集まりだから一人ひとりを尊重すべきだと思いました。
end・・・・・
ジャンさんありがとうございました!!
インタビュー中、ニコニコしながら答えてくれたジャンさん。
ジャンさんの人生の中のたくさんの選択肢のひとつに奄美大島が選ばれ、
結果良かったと言ってもらえてうれしく思えたのと同時に、私たちも勉強させていただきました。ジャンさん!また奄美を選択してくださいね!!
#アマミテレビ
km
Posted by アマミテレビ at 12:49│Comments(2)
│インターンシップ
この記事へのコメント
ブログをみて感心しました。また新ためて人.もの.こと. について考えました。精進するべきこともあり人生について考えました。
Posted by よっしゃ〜 at 2017年03月01日 11:11
よっしゃ~ さま
コメントいただきましてありがとうございます^^
インタビューが終わって、私もよっしゃ~さまと同じ気持ちになりました。
知りたい!学びたい!関わりたい!という強い意志が彼女の口からたくさんの言葉が溢れ出てきて、関心と力をもらいました。
一生の人生、感じること、学ぶことを忘れてはいけませんね。
コメントいただきましてありがとうございます^^
インタビューが終わって、私もよっしゃ~さまと同じ気持ちになりました。
知りたい!学びたい!関わりたい!という強い意志が彼女の口からたくさんの言葉が溢れ出てきて、関心と力をもらいました。
一生の人生、感じること、学ぶことを忘れてはいけませんね。
Posted by アマミテレビ at 2017年03月02日 18:26
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。